にーら読書記録

読んだ本の記録

心理学が面白いほどわかる本

渋谷昌三。

事例とともに人の心理を説明している。ピグマリオン効果の部分が一番気になった。先生や親が子どもの能力を信じ、その子の長所を伸ばしてあげようちう態度で接していれば、その子はそうした期待に沿うように伸びていく可能性がある。しかし、見せかけの期待は通じない。心からそう思って接する、話す。

もう一点は日本人の以心伝心のコミュニケーションについて。日本人は幼児の頃の接触コミュニケーションの機会がアメリカ人に比べて多い傾向があるそう。接触コミュニケーションでは「口でいわなくてもわかる」ことが最高のコミュニケーションになる。アメリカの子どもは「言葉での接触」を要求されるので、言葉で積極的に自己主張をするようになる。

 

心理学が面白いほどわかる本

心理学が面白いほどわかる本

  • 作者:渋谷 昌三
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: 大型本